初めての免許更新は、なんだか緊張してしまうものですよね。
どこに行けばいいのか、何を持って行けばいいのか、講習はどんな内容なのか……不安な気持ちがつきものです。
今回は、そんな免許更新で初回の流れを実際に体験する機会がありました。
孫娘が初めての免許更新を迎えたため、一緒に塩尻の中南信運転免許センターへ行ってきました。
手続きの進み方や当日のタイムスケジュール、講習内容まで、リアルな現場の様子をもとにまとめています。
初めての方でも安心して準備できるように、ポイントを押さえて丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
免許更新で初回の流れや時間のまとめ
初めての免許更新では、必ず「運転免許センター」で手続きを行う必要があります。
この点は見落としがちなので、事前に届くハガキをしっかり確認しておきましょう。
講習時間はしっかり2時間あります。
午前の部は9時40分から、午後の部は14時10分から始まります。
今回は午後の講習を体験してきました。
免許センターでは、講習の前にいくつかの手続きがあり、それも含めると全体の所要時間は約2時間半ほどです。
午後の受付は13時から14時までですが、なるべく13時半頃には到着しておくと安心です。
特に初めての場合は、駐車場の混雑や書類の確認などもあるため、早めの行動がスムーズな流れにつながります。
初回講習の当日は、余裕を持ったスケジュールで出かけるのがベストですよ。
免許更新の初回の流れをチェック!
初回講習の日は、講習前にいくつかの手続きをこなす必要があります。
13時半頃にセンターへ到着し、流れに沿って順番に進めていきました。
- 1運転免許証と更新案内のハガキを提出します
更新者受付は玄関入ってすぐ正面にありました。 更新者の受付します、ここに担当者が立っていました。 これは受付の一番最初のステップで、係の方が丁寧に対応してくれました。
次に、更新申請書に必要事項を記入します。
- 2更新申請書に記入
質問票が5項目あってチェック入れてました。
記入内容は体調や運転に関する簡単な質問が中心で、時間もほとんどかかりません。
そのあと、更新にかかる手数料を支払います。
更新申請書に記入しました。 - 3更新受付(手数料の支払い)
内訳は、更新手数料と講習手数料の合計金額です。
ここで交通安全協会への加入も案内されますが、こちらは任意なので無理に加入する必要はありません。
更新手数料の支払いの窓口 支払いが終わると、すぐに視力検査へと移ります。
- 4視力検査
普通自動車の基準は、両眼で0.7以上、片眼でそれぞれ0.3以上です。
視力検査室の入り口の様子です。 検査が問題なければ、更新申請書を指定の窓口に提出します。
- 5更新申請書提出
7番窓口で更新申請書類を出しました。
更新申請書類提出窓口です。 - 6名前が呼ばれるまで待機
そこから少しだけ待機時間がありますが、呼ばれたら確認票を受け取ります。
免許更新の待合室の様子です。 - 7確認票交付
住所や氏名の記載内容に誤りがないかしっかり確認しましょう。
名前を呼ばれて確認表を取りに行きました。 次はいよいよ写真撮影です。
- 8免許証作成室(写真撮影)
ここで撮った写真が、新しい免許証に使われるので、身だしなみにも気を配りたいところですね。
写真の撮影の入り口の様子です。 午後のお出かけでここまで最初の受付から経過時間は20分でした。
- 初回講習講習はどんな感じ?講習受付カウンター(2F)
必要な手続きを終えたあとは、いよいよ本題の「初回講習」が始まります。
講習の受付は2階にある専用カウンターです。ここで教材のテキスト「安全運転を確かなものにするために」を受け取ります。
このテキストは、交通安全の基本や、運転中に気をつけるべきポイントなどが具体例付きで解説されていて、とても読みやすく構成されています。
講習教材のテキストです。 - 10開始時間まで待合ホールで待機
講習まで少し時間があったので、受付を済ませた後は待合ホールでしばらく待機します。
この時点で講習室はすでに開いている場合もあり、中の様子を確認することもできます。
講習室は初回・優良・違反者などで部屋が分かれていて、初回講習の場合は「黄色い札」が目印です。
今回は第1講習室で、午後の部(14:10〜16:10)に参加しました。
講習が始まるのでの待合室の様子です。 - 11免許更新の講習室
講習の開始前には「あと5分で始まります」といった案内もあり、はじめての方でも迷うことはありません。
講習の内容は、運転マナーや事故の予防、最近の交通ルールの変更点などが中心。
実際の事故例をもとにした解説や映像資料もあって、2時間という長さを感じさせない構成でした。
- 12新しい免許証交付
講習室のある2階から階段を下りたところに、最初に見えるのが10番窓口です。この日は16時5分に手続きが終わり、予定より少し早めに終了した印象でした。
初回の新しい免許証の交付とその後
2時間の講習が終わると、ついに新しい免許証が交付されます。
今回の交付時刻は16時5分ごろで、講習終了後はほとんど待たずに受け取ることができました。
新しい免許証は、これまでのグリーンからブルーに変わります。
色の違いは更新回数や運転実績によって決まるため、ブルーは「初めての更新を終えた」という証でもあります。
ちなみに、古い免許証はパンチ穴を開けて返却されるので、記念に持ち帰る人も多いようです。
交付された新しい免許証を手にした孫娘の表情は、ちょっと誇らしげでした。
「次はゴールドを目指したいね」と話していたのが、とても印象的でした。
ちなみに、ゴールド免許を取得するには、5年間の無事故・無違反が条件です。
一度取得すれば、更新は5年ごと(※高齢者は3年ごと)、講習も短く、手数料も少なめ。
さらに、SDカードによる飲食店の割引や、自動車保険の優遇など、さまざまな特典もついてきます。
こうした特典を活かすためにも、日頃から安全運転を意識することがとても大切ですね。
最後に:初回免許更新のまとめ
初めての免許更新は、どんな流れで進むのか事前に知っておくだけで、気持ちがずいぶんと楽になります。
今回の体験からわかったことは、まず「初回講習は最寄りの警察署ではなく、必ず免許センターで行われる」という点です。
講習時間はしっかり2時間。
受付や事前手続きの時間も含めると、全体で2時間半はかかると思っておくと安心です。
午前と午後の講習時間が決まっているため、出発前にはハガキの記載をきちんと確認しましょう。
受付は時間内であればギリギリでも大丈夫ですが、交通事情や駐車場の混雑も考慮して、できれば開始の30分前には現地に到着しておきたいところです。
手続きそのものはシンプルで、案内も丁寧なので心配することはありません。
ただ、初めてのことはやっぱり戸惑うこともありますよね。
この記事が、これから免許更新を迎える方の不安を少しでも和らげるきっかけになればうれしいです。
安全運転を心がけて、次はゴールド免許を目指していきましょう!