運転免許の更新案内が届いたとき、今回はどこで手続きしようか少し迷いました。
以前は近所の警察署でサクッと済ませたのですが、今回はちょっと事情が違います。
というのも、免許センターで手続きすれば、自分で写真を用意しなくてもその場で撮ってもらえるんです。
写真を撮りに行く手間が省けるのは、忙しい人にはとってもありがたいポイントですよね。
そんなわけで今回は、少し足を伸ばして「塩尻免許センター」へ行ってきました。
ちなみに、正式には「中南信運転免許センター」という名称ですが、地元では「塩尻免許センター」や「塩尻運転免許センター」と呼ばれることが多いようです。
長野県内では免許センターの場所や名称に少しバラつきがあるので、初めて行く方はナビなどでしっかり確認しておくのが安心ですよ。
塩尻免許センターで免許更新でおすすめの時間帯

私が塩尻免許センターへ行ったのは平日の火曜日、ちょうど朝の9時ごろでした。
この時間帯は意外にも空いていて、最初の受付から書類提出までとてもスムーズ。
なんと、待ち時間はほとんどなく、免許証の交付までトータルで約40分ほどで完了しました。
ただし、混雑のピークはその少し前、受付が始まる8時30分から9時の間にやってくるようです。
というのも、その時間帯には初めて免許を取る人たちが学科試験を受けに集まるため、センター内が一気に混み合います。

このタイミングで訪れると、窓口の手数料支払いや視力検査の列で待つことになりやすいので、ちょっと遅めの9時以降の到着がおすすめです。
ちなみに、午後の受付は午前と比べて全体的に空いている印象があります。
理由としては、自動車学校を卒業して免許試験を受ける人の受付が午前中だけに限られているからなんですね。
午後の方がスムーズに流れる可能性が高いので、時間に余裕がある方は午後も検討してみてはいかがでしょうか?
免許更新できる曜日と時間について
受付場所 | 受付日 | 受付時間 |
北信運転免許センター (長野市川中島町) | 月曜日~金曜日と 第1、3、5の日曜日 | 8:30~9:30 13:00~14:00 |
中南信運転免許センター (塩尻市) | 月曜日~金曜日と 第2、4の日曜日 | 〃 |
東信運転免許センター | 月曜日~金曜日と 第1、3の日曜日 | 〃 |
警察署 (長野南、佐久、塩尻署を除く) 【取り扱い交番】 松代、丸子、臼田、高遠町 辰野町、池田町 | 月曜日~金曜日 (平日のみ) | 8:30~11:30 13:00~16:30 |
運転免許の更新は、平日だけでなく日曜日にも対応しているのが嬉しいポイントです。
ただし、日曜に対応しているかどうかは、利用する免許センターによって異なるので要注意。
たとえば、私が訪れた塩尻市の「中南信運転免許センター」では、第2と第4日曜日も受付が可能になっています。
一方で、長野市の「北信運転免許センター」は第1・第3・第5日曜、東信地域のセンターも同じく第1・第3日曜と、それぞれ違いがあります。
受付時間はどこも共通で、午前は8時30分〜9時30分、午後は13時〜14時の1時間ずつとなっています。
なお、長野県内の一部の警察署や交番でも更新が可能で、こちらは平日のみの受付ですが、午前・午後ともに広い時間帯で対応しています(例:8:30〜11:30/13:00〜16:30)。
ゴールド免許の方や高齢者講習を受けた方であれば、免許センターだけでなく、こうした警察署でも更新ができます。
どちらを選ぶかは、自分のスケジュールや利便性に合わせて自由に選べるので、「平日は仕事があって…」という方も安心です。
更新場所の選択肢があるのはありがたいですよね。
免許更新の流れをざっくりご紹介

塩尻免許センターでの更新手続きは、わかりやすく段階的に進みます。
ここでは、実際の流れを順を追ってご紹介していきますね。
①受付で更新申請書の発行
玄関から中へ入り、まっすぐ奥へ進むと「更新者受付」の案内が見えてきます。
ここで免許証と更新の案内ハガキを提出すると、新しい更新申請書が渡されます。
②申請書の記入
すぐ近くにある記入台で、ICチップ付き免許用の暗証番号を2つ記入。
さらに、体調や既往歴に関するチェックシートがあり、該当する項目にチェックを入れます。
特に問題がない方は、基本的にすべて「いいえ」で大丈夫です。
③更新受付と手数料の支払い
次に1番窓口で更新手数料2,500円を支払います。
受付は5つの窓口があるため、混雑していても比較的スムーズに進みます。
ここで交通安全協会への加入をすすめられることもありますが、加入は任意なので無理に入る必要はありません。
④視力検査
2番窓口では視力検査を行います。
検査機械は3台あり、メガネをかけた状態と裸眼の両方でチェックされました。
視力に不安がある方は、事前にメガネやコンタクトを用意しておくと安心です。
⑤書類の提出
視力検査が終わったら、申請書と免許証を7番窓口へ提出します。
⑥名前が呼ばれるまで待機
提出後は少し待ち時間があり、10分ほどで名前が呼ばれました。
⑦確認票の受け取り
8番窓口で確認票を受け取ります。
この時に、名前や住所などに間違いがないかをしっかり確認します。
⑧免許証の写真撮影
次に、免許証に使われる顔写真を撮影します。
当日の服装や髪型など、少し気をつけておくといいかもしれません。
⑨新しい免許証の受け取り
最後に10番窓口前で呼ばれ、新しい免許証を受け取ります。

このとき、古い免許証にはパンチで穴が開けられます。
高齢者の方は、ゴールド免許であっても有効期間が3年間になることがありますので、確認しておきましょう。
全体の所要時間は約40分ほど。
思った以上にスピーディでストレスなく進みましたよ。
運転免許更新手続きができる期間と注意点
運転免許の更新案内ハガキは、有効期限のだいたい2か月前を目安に届きます。
例えば、誕生日が12月8日の方であれば、更新できる期間は11月8日から1月8日までの約2か月間です。
このように、「誕生日の1か月前〜誕生日の1か月後」が更新手続きの基本期間と覚えておくと便利です。
ハガキが届くタイミングは少し前後することもありますが、手元に届いたら早めに予定を立てておくのが安心ですね。
ここで注意したいのが、70歳以上の方や75歳以上の方に求められる特別な手続きです。
70歳以上になると「高齢者講習」、75歳以上になると「認知機能検査」を受けなければ更新ができません。
これらの受講証明書や結果通知書を持参しないと、免許更新の受付ができない場合がありますので、あらかじめ準備を済ませておきましょう。
なお、もし更新期間を過ぎてしまって免許が失効しても、6か月以内であれば学科試験や技能試験を受けずに再取得が可能です。
うっかり忘れても完全に手遅れというわけではありませんが、できれば余裕をもって更新するのが理想です。
更新忘れは地味にダメージが大きいので、スマホのカレンダーにリマインダーを入れておくのもおすすめです!
免許更新に必要なもの一覧
免許更新に行く前に、必要な持ち物をしっかり確認しておきましょう。
特に高齢の方は追加で必要な書類もありますので、チェックリスト感覚で活用してみてください。
- 現在の運転免許証
- 「免許更新のお知らせ」のハガキ(届いたもの)
- 更新手数料(2,500円)
- 高齢者講習修了証明書(70歳以上の方)
- 認知機能検査結果通知書(75歳以上の方)
→ 実際には提出を求められないこともありますが、念のため持参を。 - 申請用写真(※免許センターで撮影する場合は不要)
- メガネや補聴器(必要な方のみ)
- 住民票などの住所変更を証明する書類(必要な方のみ)
- 4桁の暗証番号を2種類考えておく(IC免許証に必要です)
このリストをあらかじめ準備しておけば、当日の手続きも安心してスムーズに進められますよ。
まとめ
塩尻免許センターでの運転免許更新は、思った以上にスムーズで快適でした。
当日は9時ちょうどに到着しましたが、混雑も少なく待ち時間はほとんどありません。
すべての手続きが終わるまでにかかった時間は、だいたい40分ほど。
センター内で写真撮影もしてくれるため、事前の準備が少なくて済むのも大きなメリットです。
また、ゴールド免許でも高齢者の方は有効期限が3年となるので、更新間隔が少し短くなる点にも注意しておきましょう。
混雑を避けたい方は、朝のラッシュを避けた9時過ぎ、または午後の受付を狙うのがおすすめです。
人生の節目ともいえる免許更新を、気持ちよくスムーズに終わらせたいですよね。
次の更新も、元気に迎えられるよう願っています!